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 2004.6.27 Standerd

大会レポート in豊田下呑

仕事でいけなくなる可能性大でしたが、何とか当番を代わってもらい参加できるようになりました。
フィフスドーン対応デッキを2、3持って行っていろいろ試してみたかったのですが、どうにも時間が(ROとかのおかげで)無いために一つだけ組んで行く事に。しかしアンコモン数種類のためにまた1BOX買ってるおいらも中毒だなぁ…

 Plunge into Creation
MAIN
18《森/Forest》
3 《沼/Swamp》

4 《極楽鳥/Birds of Paradise》
4 《ウッド・エルフ/Wood Elves》
4 《永遠の証人/Eternal Witness》
3 《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
3 《ナントゥーコ自警団/Nantuko Vigilante》

4 《不屈の自然/Rampant Growth》
4 《創造の標/Beacon of Creation》
4 《暗黒への突入/Plunge into Darkness》
3 《粗野な覚醒/Rude Awakening(5DN)》
3 《忍び寄るカビ/Creeping Mold》
2 《爆破基地/Blasting Station》
1 《精神隷属器/Mindslaver》
 
SIDE BOARD
3 《陰謀団の取調官/Cabal Interrogator》
4 《恐怖/Terror》
4 《酸化/Oxidize》
3 《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
2 《爆破基地/Blasting Station》

《創造の標/Beacon of Creation》をモリモリ使いたいデッキ。単純な動きとしては、《ウッド・エルフ/Wood Elves》とかで森を並べる→《標》→虫わらわら→《暗黒への突入/Plunge into Darkness》で虫をライフやカードサーチに→また《標》→土地がたくさん有ったら《粗野な覚醒/Rude Awakening》で圧殺。こんな感じです。
それぞれのカードの説明もして見ます。

□マナブースト□
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《ウッド・エルフ/Wood Elves》
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
《不屈の自然/Rampant Growth》
クリーチャーはそのままブロッカー、及び後述の《爆破基地/Blasting Station》のエサになります。しかし、極楽鳥以外ライブラリをシャッフルするため、《心因検査器/Psychogenic Probe》とか有ると楽しいくらいに死ねそうです。《標》も有るしね。どのタイミングで《森/Forest》と《沼/Swamp》のどちらを持ってくるか考える必要もアリです。

□メインディッシュ□
《創造の標/Beacon of Creation》
マナブーストがほしい理由その1。さっさと打つより、5〜7体出るような状態で打つのがいいです。クリーチャーがいればいるほど楽しいデッキなので、2ターン連続で引くと笑えてきます。でも《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》は勘弁な。

《粗野な覚醒/Rude Awakening》
マナブーストがほしい理由その2。だって双呪で8マナと重いし。うっかり相手がフルアタック、こっちは虫トークンでぎりぎり生き延びて返しにこいつで14〜20点ダメージ。通れば勝てます。こいつで勝ってばっかりでした。

《暗黒への突入/Plunge into Darkness》
チャンプブロックに使用したクリーチャーを利用したりして次の《標》など勝ち手段を持ってきます。どっちの効果も非常に使いやすいので、ビートダウン系に対して何とか生き延びる手段として使ったりもできます…が、そう言うときは負けてる。なお、ライブラリを《標》1枚だけにして毎ターン虫トークンを出し続けることも可能ですが、大概その前に《覚醒》で勝てます。

□ユーティリティ□
《ナントゥーコ自警団/Nantuko Vigilante》
最初はアーティファクト対策のつもりだったんですが、ちゃっかりエンチャントも割れます。《機械の行進/March of the Machines》とか割れます。あんまり関係ないけど。パワーが3有るので殴りかかったり、いいブロッカーにも。

《忍び寄るカビ/Creeping Mold》
土地が割れます。あ、あとアーティファクトも壊せます。ついでにエンチャントも壊せます。《歯と爪/Tooth and Nail》とかどうしようもないので、足元から対策と入れたんですが、事故気味の相手にトドメ、コンボの足止めになど土地破壊として活躍しました。重いソーサリーではあるものの、なんにでも触れるのは強いです。

《爆破基地/Blasting Station》
今回一番気に入ったカード。ビートダウンデッキはこれを駆使してできる限り生物をつぶしていかないと圧殺されます。《標》を使った後なら、5〜7点の砲台に変化するし、チャンプブロックで死んでいくクリーチャーを火力に変換したり、これのおかげでタフネス2のクリーチャーも相打ちが取れます。《残響する衰微/Echoing Decay》なんかへの対策にもならんことも無いなど、使っていて楽しいカードです。

《永遠の証人/Eternal Witness》
今まで書いたカード全部再利用。タフネス2をやれるブロッカー。さらに火力にライフにドローソースに。キモイ。

《精神隷属器/Mindslaver》
いざという時のために入れましたが《覚醒》より重いため使いません。 《爆破基地》にしたほうがよかった。

□サイドボード□
簡単に。
《恐怖/Terror》…対ビートダウン。特にゴブリン。
《酸化/Oxidize》…神話、《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》デッキ
《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》…上に同じ。
《爆破基地/Blasting Station》…ビートダウンへの追加。
《陰謀団の取調官/Cabal Interrogator》…コントロールに。好きだし、このカード


1戦目 クレリックビートダウン ××

先生!さっきまでこの人とスパーリングしてました!手の内ばればれです!!

1本目:《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》とか《腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator》とかわらわら。基本的にクリーチャーの大群に弱いものでいろいろする暇も無く圧殺。

2本目:ビートダウンには《恐怖/Terror》…と思っていたんですが、相手真っ黒だし。今回は《闇の嘆願者/Dark Supplicant》からネ申光臨で終了。トドメに《迫害/Persecute》で手札全部落とされてみたり。

「《死の雲/Death Cloud》も無いのが判ってるし、《覚醒》を回避できるようにブロッカーを残しておけたりしたからね、知らなかったらまたわからなかったかも」と言っておりました。大会終了後に何度か対戦してみましたが、慣れてくると結構勝てるようになって行きました。《爆破基地》がキモです。

2戦目 緑白トロン ○○

1本目:森、平地、タリスマンとマナベースを整えつつ、《神の怒り/Wrath of God》で流してくる。数ターンが過ぎたところでぽろっと出てくる《ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant》「トロンですか」「ええ、その通りです」手札で遊んでいた《カビ》を《証人》でまわす極悪プレイで相手沈黙。

2本目:《魔力炉》→《魔力炉》→《鉱山》で悲しくもストップ。《カビ》と《証人》で以下略。

3戦目 マイコシンスマーチ ○○

1本目:《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》を《機械の行進/March of the Machines》ですごいクリーチャーにして殴りかかってくる。何をぼけたのか、あらかじめ出ていた《変異》でブロックするという物体プレイ。表返して墓地においてから気付き、《証人》で回収→《変異》をカウンターされる→もう一回《証人》→《行進》を破壊、その間にライフは6とかなりどたばたしたプレイを展開してました。土地も十分に並んできたので《覚醒》をプレイ、カウンターされるものの、次のターンには2回目の《覚醒》で終了。

2本目:サイドインした《取調官》がさっさと3ターン目に出る状態に。2枚ほど捨てさせましたが、《神の怒り/Wrath of God》で流される。しかし、返しにもう一回プレイ。カウンターも無く無事登場。手札からキーカードを抜きつつ、思い通りのプレイをして勝利。手札に《魔性の教示者/Diabolic Tutor》と《機械の行進》がそろっていたときはちょいとキモを冷やしました。


4戦目: 緑黒すき込むデッキ ○○

《すき込み/Plow Under》を《証人》で使いまわし、《証人》を《定員過剰の墓地/Oversold Cemetery》で使いまわすデッキ。

1本目:3ターン目に《すき込み》とかエグイ動きは無かったのでがりがりランドを出していく。出てきたクリーチャーはマメに《爆破基地》で潰して行き、《忘れられた古霊/Forgotten Ancient》も《標》→《爆破基地》で無理矢理除去していく。《定員過剰の墓地》も《自警団》処理し、動きが鈍くなってきたところを《覚醒》でフィニッシュ

2本目:今回は《すき込み》を連発される展開に。3ターンぐらい森×2を戻され続けましたが、こっちの手札にも《ウッド・エルフ》が固まっている状態。ドローで、《森》、《ウッド・エルフ》でライブラリトップの《森》を場に。シャッフルするという結構楽しげな(でもいっぱいいっぱいの)状態でした。そのために相手の場もだいぶ整っており、《覚醒》をすぐ打っても倒せない状態に。こっちも頭数を増やして一気に畳み込むために《暗黒への突入》で残りライフ1まで一気にサーチをかけることに!

《覚醒》が無いんですが。

《標》でブロッカーを用意しといてターンを返す。で、ドローするとそこには《覚醒》が。
楽しいね。マジック。


というわけで結果は3−1でした。順位的には4位。ちょうど賞品のないトコロw3位になって《理由なき暴力/Gratuitous Violence》5枚セットもどうかと思いますが。

その後、緑黒デスクラウドなデッキと対戦してみました。

ExtRound 緑黒デスクラウド 
お互い、同じような手段で土地を増やしていくわけで。相手が《定員過剰の墓地/Oversold Cemetery》が出れば《忍び寄るカビ/Creeping Mold》などで割って行き、《死の雲/Death Cloud》を打たれる前にトークンと土地で撲殺。大体こんなパターンでした。《標》で大量にクリーチャーが出るので、《死の雲》はあんまり怖くないかも知れないです。
で、勝てると思ったので相手のターンに全力で《暗黒への突入/Plunge into Darkness》。ライブラリをすべて調べて《覚醒》を入手し、自分のターン。もちろんライブラリはありませんで負けました。俺様物体過ぎ。

まだまだいろんなデッキと対戦をしていないのですが、結構戦えそうな気がしてます。親和とか、ゴブリンとかのビートダウンにどこまでできるかを実践で試せなかったんですが、スパーリングでやってみるとメインでも4割くらいはいけそうな予感がしています。所詮、ゴブリンも親和も使い込んでないおいらのソロプレイなので非常に微妙なんですが。しばらくこのデッキを使っていこうと重います。
今回は《暗黒への突入/Plunge into Darkness》の為に黒をタッチしましたが、ネットで見ると赤をタッチしつつ、《爆破基地》と《標》コンボを中核にしたデッキもあるようです。土地サーチが多いためタッチは割と容易なので何色を足すのが効果的なのかを考えてみるのもいいかもしれません。


ExtRound 謎コンボ 
主催者さま御謹製のコンボデッキ。ちゃっかり準優勝してるし。基本的にビートダウンデッキではないため、コンボに間に合わず負け。《カビ》で足止めができる可能性があるとわかっただけでもいいかなぁ…