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 2003.4.27 Standerd

大会レポート in豊田下呑

今回りゅーさんにお願いしてマジックのレポを載せて頂きます、hebeといいます。

 前日、部活の同輩が誕生日だとの事で同輩3人と豊田に飲みに行っていました。
自分以外のメンバーがそのまま酔って僕のベッドで寝ていたが(男2と女1が一つのベッドで)、完全無視でりゅーさんと調整開始。りゅーさんはこの間から調整を続けているエンチャントレスデッキな様子。僕はいまだにデッキが決まっておらず、とりあえず最有力候補の白緑タッチ赤ビーストで御相手を。いつもりゅーさんとやるとなぜか勝率が低いので気合を入れて・・・圧勝!。赤から青に偏らせたのがうまくいっていないようです。そこに幻さんも加わりひたすらデュエルを猿のようにやっていました。白緑は良いのですが、《動物の魅了/Animal Magnetism》デッキや、ダブルストライクに勝てそうにありません。う〜んどうしたものか。 結局、除去がたくさんあればきっとつおいという信念のもとに、東海予選に使ったデッキを持っていくことに。ちょっとりゅーさんのせいで《帰化/Naturalize》が《平穏/Tranquility》に変わっていたりしますが、それはご愛嬌で。ではレシピを

 まじかるプリンセス
MAIN
19《沼/Swamp》
4 《汚れた森/Tainted Wood》

4 《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》
4 《腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator》
4 《闇の嘆願者/Dark Supplicant》
4 《陰謀団の執政官/Cabal Archon》
4 《首を狩る者/Headhunter》
2 《生命を破滅させるもの/Bane of the Living》
1 《闇の末裔/Scion of Darkness》

4 《もぎとり/Mutilate》
3 《チェイナーの布告/Chainer's Edict》
3 《定員過剰の墓地/Oversold Cemetery》
2 《燻し/Smother》
2 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
 
SIDE BOARD
3 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
3 《腐臭の地/Rancid Earth》
2 《消えないこだま/Haunting Echoes》
2 《帰化/Naturalize》
2 《平穏/Tranquility》
2 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1 《ナントゥーコ自警団/Nantuko Vigilante》

コーラが手元にないのが気になりますが、良い天気で気持ちいいです。
他の大会に被っているのか、人数は少し少なめの26人の様子。頑張ります。

一回戦  赤黒緑リアニメート  ○○―
1ターン目から《極楽鳥/Birds of Paradise》、《野生の雑種犬/Wild Mongrel》と展開された為、白緑か?と思いきや《沼》の登場でリアニメートだと判明。最初の展開にちょっと驚くが、こちらの展開も、《嘆願者》→《卑劣漢》→《腐れ肺》とつなげてリーヤ(《卑劣漢》)としーねちゃん(《腐れ肺》)とチャチャ(《嘆願者》)が力を合わせて、まじかるプリンセス(《末裔》)を呼び出します(又はゲッター)。序盤に《生き埋め/Buried Alive》などで埋められていた危険なクリーチャーはゲームから帰って頂いていたので、除去をしながら普通になぐっていたら相手のライフがすごい勢いで減っていきます。後のない相手の気合を込めたドローは空しくも土地でした。
2デュエル目も、《卑劣漢》の力が炸裂しています。そして相手の顔もゲンナリ気味。ちょっと可哀想でしたが、《末裔》のぱんちとお供の6体が殴りきり勝利。ライフが20のままでした。

二回戦  赤黒緑ビート?
 赤と緑と黒のでる土地が並び、でてきたクリーチャーは《熊人間/Werebear》。チョイナー!の一言で墓地に旅立ってもらい、またもや《末裔》降臨。《熊人間》までコントロールを奪い、殴りだしたら相手投了です。《嘆願者》の他力本願ぶりが発揮されています。
 2戦目、相手いきなり《たい肥/Compost》をはってきます。最悪です。顔は平常を装いながらも内心ゲンナリ気味でドローを続けます。しかし、《たい肥》がはられたからといって負けた訳ではありません。《末裔》を呼び、相手のクリーチャーを《沼》4つでの《もぎとり》でなぎ払い、《幻影のケンタウロス/Phantom Centaur》を奪います。トークンと《末裔》、そして奪った《幻影のケンタウロス》のフルアタックを続けます。途中、《ゾンビの横行/Zombie Infestation》から《尊大なワーム/Arrogant Wurm》やら《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》やらがでてきましたが、オーバーキル気味に勝利。《たい肥》は怖いです。

三回戦  黒コントロール ××―
 クリーチャーをなんとか展開していこうと頑張りますが、《チェイナーの布告》、《燻し》、《もぎとり》と容易にはいきません。ライフをあと一桁にしても《堕落/Corrupt》を打ち込まれてやり直しです。《こだま》が怖い為、《卑劣漢》で自分の墓地の主要クリーチャーを取り除いておくと、予想通り《こだま》がきます。まだまだと、互いに手札を消耗しあいますが、相手の場に《ナントゥーコの影/Nantuko Shade》登場です。こちらの《生命を破滅させるもの》でマイナス11までしますが、相手40点パンプ。・・・・・何か?
 気を取り直して、《陰謀団式療法》で《堕落》と指名するとビンゴ!フラッシュバックで《もぎとり》と《ナントゥーコの影》のどちらか悩みますが、手札と相談して《ナントゥーコの影》を落とします。その後、クリーチャーを腐れ肺と共に展開した為、もぎとりはかわしたのですが《チェイナーの布告》2連発が飛んできます。それでも、一体は残り相手の除去もない様子。これは勝ったかと思いきや、相手が《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》をトップデッキ。一気に7マナから《チェイナーの布告》フラッシュバックが。《精神ヘドロ/Mind Sludge》まで受けてしまい、引き勝負に。互いに土地しか引けないなかで、《激浪の複製機/Riptide Replicator》をX=4でプレイされ絶望的に。だが《帰化》が引ければとドローを繰り返しますが、土地の嵐。なんじゃこりゃ?

四回戦  青白黒コントロール ××―
 序盤は自分の土地の引きっぷりに悩まされますが、カウンターをじゃんじゃん使わせるつもりでクリーチャーを展開します。神さまに怒られてからは、《定員過剰の墓地》も《狡猾な願い/Cunning Wish》からエンチャント破壊をされます。そして《賛美されし天使/Exalted Angel》登場!ドロー、土地。ドロー、土地。・・・・
6ターン土地が続きました。わーいパパ、相手のライフが青天井だね!
 2デュエル目、気を取り直して《定員過剰の墓地》、《陰謀団式療法》とつなげますがクリーチャーが4体溜まった所で、《狡猾な願い》から《棺の追放/Coffin Purge》をうたれます。まったく狡猾な呪文です(怒)。その後は互いに水のようなぬるい引きを繰り返し、《激動/Upheaval》から《ゾンビの横行》を2枚張られ、たくさんのゾンビ蹂躙されました。

五回戦  青白緑コントロール ×○―  相手がさきほど黒コンに負けたらしく、僕のデッキに始終渋い顔です。ぬるま湯全開の引きで《ウルザの激怒/Urza's Rage》キッカ―でってなカンジでした。(泣)(編者注:訳わからんのだが)
 サイドボードから10枚チェンジで挑みます。《療法》、《卑劣漢》、《首を狩る者》とじゃんじゃん展開します。《天使》が降臨するものの、チョイナーってなもんです。おっ、カウンターが切れたようです。今だ!黒コンの真の恐ろしさを見せてやる!!えいっ、《消えないこだま》。・・・・・先生!相手の勝ち手段が《起源/Genesis》しかなくなりました!じゃあ、《罠の橋》を、4枚はります。《陰謀団の執政官》大先生でした。
 相手の青マナがこないうちに色々します。あっ、《天使》が墓地に。《こだま》っ!先生っ!さっきと同じ状況です!!でも残念ながら時間切れで引き分けでした。

結果 2勝2敗1引き分け 16位

感想としてはデッキの性能は高いのですが、それを使いこなす僕がへっぽこでした。(特に引きっぷり)《たい肥》があまりにも怖いので、まだまだ打開策への研究が必要です。今度はもっと違った黒緑を作ろうかと思います。《平穏》は使いどころに難しいです。《卑劣漢》は現在のどのようなデッキに対しても、ばかげたアドバンテージをとってる気がします。順位的には残念でしたが、自分のスキルをあげる為には良い経験になりました。調整に付き合って頂いたりゅーさん、幻さんありがとうございました。《過酷な慈悲/Harsh Mercy》、ナイスです。

追伸   デッキ名は突っ込まないで下さい。愛と勇気と希望です。


と、hebe君からレポートを授かりましたのでここに掲載します。
いろいろと突っ込みたいところがあるのですが、あえて…

・なんで"赤ずきん ちゃちゃ"やねん!!
・対面メタはやるなっちゅーの。
あと、サイドボーディングをちゃんと書いておくとさらにいい勉強になるかもね。
俺は完全に無視してるわけだが。

------------------ここからはりゅーの大会の簡易レポと反省------------------

おいらのデッキは前回のエンチャントレスデッキから、メインに《緑の防御円/Circle of Protection: Green》を2枚突っ込む緑メタっぷりでした。だって白緑のスピードに耐えられないし。もちろん緑には問題なく戦えましたが、黒に対する耐性の低さが露見しました。赤は当たってないのでわかりませんが、前回は問題無かったのでいいんじゃない?青はシラネ。エンチャントレスを通すことさえ出来ればあとはアドバンテージで勝てる。《激動/Upheaval》はこの世に存在してはいけませんw

・手札破壊はやっぱり強い。エンチャントレスを落とされると次を引けない←人間力のなさを痛感
・特にゾンビデッキに手が出ない。攻撃は防げてもライフルーズに弱い。ピンポイント除去が欲しい。
・エンチャントレスを引く為のドロー手段が欲しい。
・《黄金の願い/Golden Wish》をサイドに入れてもよかったかな、と。
・コンボ中のプレイは常に慎重に、確実に。

とはいえ、現状でもスロットはギリギリなので(《気流の言葉/Words of Wind》を2枚に削るぐらい)まだまだ考える余地はありそうです。《強制/Compulsion》を一時期考えたんですが、青マナが安定供給されないので見送っています。

やればやるほど、結局は《ミラーリ/Mirari》デッキの亜種ということを思うので、一度純正ミラーリを使ってみるのもいいかも?しかし《女魔術師の存在/Enchantress's Presence》をプレイした時の相手の反応と、デッキの1/3が確定ドロースペルに早変わりという面白さは手放せません。イシシ。
P.S.自分の戦績は2勝3敗で順位は20位弱くらいだったと思います。